お題-----緩やかな坂

てくてくてくてく
とことことことこ

身体に感じる
心地よい重力

てくてくてくてく
とことことことこ

心に響く
小さな振動

ぽとり
ころころ

てくてく
ころころ

落とした林檎は
どろだらけ

たたた
ころころこころころ



だだっとずでん

女の子は転んだ
転んで泣いた



odai:ハートの王国

時計の針はやはり

このごろたくさんのことを後悔する

自分の放った言葉
自分の起こした事
自分の足跡
自分の息

毎日毎日が後悔の連続で
何一つ解決されず
それがまた悔やまれるのだ

天を翔る竜

地歴の授業のあと

廊下に行って

虹がかかった空を

みんなでみつめた


本当にそれは七色で

大きく長くかかってて

僕らの心に

明るく輝いた

ありがとう

今日は離任式、そしてクラス替え発表の日だった。
委員長がクラスを代表して、担任＆副担にあいさつをした。
うちらの委員長はすごくしっかりしてて、勉強も部活も頑張ってて、でもどこかかわいい子だった。
彼女の言葉は、あたしたちの気持ちを上手く表現してて、みんなボロボロと泣いてしまった。あたしも涙が表面張力をもろに発揮するまでがんばったけど(瞬きしないようにして）、結局強大な涙の粒を落としてしまった。
委員長が言ったとおり、副担の思いは、過去の先輩たちよりも、どんなクラスの人たちよりも強い。それだけは自信がある。

最後に先生が「もしあっちで3年もつことがあったら、ちょっと手を抜くことにする」と言って、みんな笑った。（その後の担任の雰囲気ぶち壊しのアホさにもみんな笑ってたけど）
うちのクラスはほんとサイコーだ。

我らが先生へ

おはよう　ございます
朝　会ったら　まずそう言う
彼の渋い声が「おはよう」と短く　返ってくる

ごめんなさい　ノート忘れた
授業の前に　名乗り出たら
必ず「愚か者」と名台詞が　頭の上に落とされる


そんなあたしたちの副担任が転任することになった

泣いた

みんな大好きだったから

担任のアホさと彼の奥深さでうちのクラスは釣り合いが取れてたようなものだ

彼には随分お世話になった。

たったの一年間だった。

でも、思い出はそんなもんじゃなかった。

ホワイトデーにバラを一輪、不器用に、でもかっこよく渡せる男なんてそうそういないよ先生。
女子が多くて大変だったね・・・。

ＳＨＲで先生が時々語ったことは、いつも意味深かった。
さすが国語の先生。
決して考えを押し付けはしないけど、狭いあたし達の視野を広げてくれた。

大嫌いだった古典も少しは好きになれたよ。



いつか放浪してるあなたとバッタリ会えたとき、「私です、先生」と堂々と声をかけれる人になりたい。

お酒はほどほどに。



ありがとう。

どこまでも追いかけてくるもの

あんなに恋に恋してたのに

今はこの恋から逃げたいと思ってしまう




こんなにつらいなんて知ってたら

恋なんてしなければよかった




sozai:Coco*-style

純粋に

ただ美しいと思った



他に何も言えなかった